生産の現場から
vol25.施設や機器の管理・メンテナンス
2024.08.13
マダイをはじめとした稚魚の出荷は7月上旬にほぼ終了し、水産養殖種苗センターは秋の生産が始まるまで閑散期となります。
この閑散期となる7月中旬~8月に、施設・機器の管理と修繕を集中的に行います。生産の時期からリストアップしてきた管理・修繕項目を計画的にこなします。
こちらは、給餌機のメンテナンス作業。海水が飛散するため、各部位に塩噛みが発生します。このように分解掃除することで長く使用できます。
大規模な施設改修については平準化して実施できるよう、計画を立てたうえで緊急度・優先度の高いものから順に実施します。
この日は、業者との現地打ち合わせでした。事務の担当者とも連携して修繕計画を立て、生産期との兼ね合いも考慮して工事計画を立てます。
こちらは海上の小割イケスの組み立て。
水産養殖種苗センターでは、繊維強化プラスチックのイケスと木製のイケスを併用しており、職員自らが組み立て作業を行っています。